久万高原の峠道 (思わぬ積雪量に苦行の道とありがたい言葉に出会った道)

久万高原の峠道 (思わぬ積雪量に苦行の道とありがたい言葉に出会った道)

雪の鴇田峠を行く

2周目の遍路(2004年2月7日)で内子町を暗いうちに出て。大瀬の前くらいから雪が降りだし、鴇田峠登り口では
靴が埋まるくらいになり、鴇田峠手前で大勢のオレンジのウエアーを着た狩猟の人々が猟銃を持ち点々と。イノシシ
が出てくるのを待っているのだと。直進の道はよいが曲がり道では間違われてしまわないかと僕ら二人は声をひそめて歩き、鴇田峠を越えた時にはほっとしたものです。
実は途中で雪で滑ってしまった時に金剛杖のカバーが取れて無くなったことをこの時はまだ気が付きませんでした。
民宿笛ヶ滝に着いた時には女将さんから「雪の鴇田峠をよう越えてきなさったね~」と。

峠御堂トンネルの先で

民宿を出て大宝寺を参拝し、トンネルを巻く遍路道を下り車道に出て歩いていると軽トラックが追い越した。
程なく軽トラックが向きを変えて横に止まったのです。運転していたお爺さんが下りてきて「お遍路さん!
お杖に袋のカバーが付いていないけど、それは卒塔婆の姿だから歩いている間はカバーをしないと縁起でもないよ」と
その時カバーを無くしてるのに気が付いた。お爺さんは「ハンカチでもいいからお杖を包んでいきなさいよ」と。
戻って来てまで有り難い声かけをしてもらい、まるでお大師さんのようなお爺さんだったのでした。
あれからもう17年金剛杖を持つたび思い出す。

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コメント

  1. 「やっぱ久万高原って寒いんだろうなー」ってくらいの生ぬるいイメージ持ってた私、反省💦

  2. 白い服装と雪が同化してるから滑って崖にでも落ちたら見つけられないかもですね、怖い怖い。

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