「不文律」
道中

「不文律」

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4/29〜5/7の長期休暇を利用して区切り打ちの続き、37番岩本寺から43番明石寺の区間を歩いてきました。

今回の道中では月山神社と篠山神社へも足を運びました。
こちらの二社については黄色の遍路地図49ページ下の文でその存在を知りました。
初めは何の事か分からず「?」を書き込みましたが後に意味が判り『不文律』という言葉に惹かれ、”いずれか”と言わず両方行ってみようかと思いました。

道中の詳細については後日(かなり先になりますが…)ブログの方にアップ出来ればと思いますので、ここでは簡単に。

・月山神社

金剛福寺を打ち終えた後、足摺岬を回って北西へと進みました。宿は「青岬」と「ベルリーフ大月」を利用させて頂きました。
当初「青岬」の先は「樫西キャンプ場」で野宿をと考えていましたが、事前に電話で確認したところ4月末から予約制の有料になり火曜日定休。利用を考えていた5/2が火曜日であった為已む無く断念し、少し先のベルリーフ大月を取りました。

大浦から月山神社までの遍路道は、それほど厳しいものでは無いかなと個人的には感じました。
人里離れた森林の中にひっそりと佇む社殿。隣には大師堂も在りました。
社務所の方に「初めての四国遍路で勝手がわからないのですが…」と伺ったところ、こちらでは御朱印を拝受出来るとの事で、昔から伝わるという印が押された御符を頂く事が出来ました。
 
・篠山神社

月山神社参拝の翌日、「不動の滝」に立ち寄り宿毛へ出て39番延光寺を打ち一泊。
翌日は松尾峠を越え40番観自在寺から打ち戻って「あけぼの荘」で一泊。その翌日、篠山神社へと向かいました。
当日は曇り時々雨予報で、行手の山には既に雲が降りていました。

個人的な感想ですが、篠山の遍路道は少々手強いものでした。
総距離は10km程ですが登り下り共に急坂が有り、特に山頂から津島方面への下りは長く感じられ、道が荒れて危険な場所もありました。

加えて、山へ入ると「遍路道」と赤文字で書かれた案内札などをよく目にするかと思いますが、篠山の遍路道では登ってから降りるまで7枚程しか見かけませんでした。
つまり、道が分かり辛いです。
ただ、先の方をよく見れば人の歩いた跡が何と無く分かるのと、木に括り付けられたピンク色の帯が札の代わりに道を示してくれているのだと途中で気付き、なんとか進む事が出来ました。

簡単な道ではありませんでしたが篠山を無事越えられた事、そして秡川温泉へ出た後に車道下を流れる清流に癒され、「千畳敷」と呼ばれる美しい景観も見る事が出来、大満足でした。
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あくまでも一個人の感想ですので御参考までに。
🙏

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コメント

  1. 何度読み返しても解読が難しいですが、なんとなくわかったような気がします。篠山に行く場合、観自在寺の存在が気になります。延光寺→篠山→観自在寺の順なのか、延光寺→観自在寺→篠山?それとも観自在寺をパスしてそのまま宇和島まで行くのか・・・どうされましたか?

  2. @あの時の亀
    私は、月山神社→延光寺→観自在寺→篠山神社→津島町岩松(宇和島市)というルートでした。
    厳密に言えば地図の不文律とは異なりますが、月山神社と篠山神社への参拝を目指していたのでこのようなルートを通りました。

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