感動を分かち合った星ヶ森

湯浪休憩所で出会った自転車で通し打ちの若いカップル

前夜は小町温泉四国屋で泊まり12月15日の朝に大頭のコンビニで弁当を買い天気はよしと歩きだす。
前回逆打ちはビジネス小松から石鎚山ハイウエイSA方向から歩いたので、久しぶりの湯浪コースだ。
9時半に湯浪休憩所に着き一服してたら、若いカップルが上がってきた。彼らとは前日に仙遊寺の下りで
出会ったので、ひと時話にはずんだ。「日本人の男性とロシア人の彼女」彼らはアメリカで住んでいて
会社で長い休暇を取り四国８８ヶ所を通しで大窪寺まで行くと言う。
僕らより一足先に歩きだすも、「ぜひ星ヶ森にも行ってみてごらん？」と僕らが言うと「どんなとこ？」
と言っていたので「まあ～行ってごらんなさい。アメリカに帰る前に見て行ってごらん」と。

いよいよ山登り

道は一部崩れていたとこもあるが標識も沢山あり歩きやすかった。

石鎚山は雪化粧の星ヶ森

湯浪休憩所をでて2時間本堂の前に星ヶ森に向かう。以前より時間はかかったが
老体には精一杯の時間。
道には前夜に降った雪が少し残り、霜柱は3センチぐらいでシャキシャキと踏んで歩き
気温は０℃だが空は青かった。
星ヶ森では帰路に就く彼らカップルと会えた。彼ら曰く「今までのここに来るまでの遍路で感動的なハイライトの
ビッグ３に入る」と喜んでいた。
神秘的な鳥居の先には雄大な石鎚山が山頂こそ雲がかかっていたが、裾野にかけて雪の姿が
大きく美しかった。
彼ら若いカップルの結願までの安全と心行くまで四国の心に触れ楽しい旅をと祈念した。
明日は前神寺と石鎚神社に参詣する喜びに心は踊りました。