【速報】下巻が完成しました!

【速報】下巻が完成しました!

おまたせしました!

印刷が終わり業者さんから手元に届きました。

まずは表紙から

上巻とのセットデザインなのですが、また違った雰囲気ありますよね。
上下巻2冊合わせて白と黒。年代・性別問わず誰でも似合ってしまうモダンなデザイン。
厳密には真っ黒じゃなくて青みがかった黒です。静まり返った山、月の光や夜霧も混ざり体験したことのない不思議な夜・・・そんな感じかな。

サイズは皆さんからのアンケートから大きすぎず、小さすぎない本、、、選んだのはA5版。
リュックのポケットに折ったり丸めたりしなくてもぴったり入って、文字も読みやすい大きさだと思います。

毎日手に持つものなので

もう最後の県、香川の70番あたりを歩いているのに、ずっと徳島・高知ページも一緒に手にしている・・・もうなんだかなぁってね。ほどんど見る必要がなくなった前半部分の地図。そりゃ出来るものなら半分に引き裂いてでも軽くしたい、歩き遍路ってそういうものです。

もともと、もっと道をわかりやすくするために地図の縮尺を大きくすることが基本構想にあったのですが、一方でそのぶんページが増えていくという反面もあって分冊制にしました。縮尺を大きくすることによって飲食店やコンビニ、トイレ、公園、そのほか色んなものがたくさん書き込めるようになり地図全体が充実していきます。

ほかにページ数を減らす手段として、広域の縮尺地図にして軽くすることも選択肢のひとつですが、それって地図本来の役割を二の次にしてしまった本末転倒な話。破れにくくて水にも強い紙も大事ですが、同じページ数でも紙の材質を見直すことで軽くすることも可能です。

見やすい縮尺、前半・後半を2冊に分けて半分だけを持ち歩く。材質も見直すことでさらに軽量化。それでいて外でも眩しく反射せずきれいな発色が出せる紙、メモ書きの鉛筆やインクがきれいにのる上質な紙。

色んな角度からベストを追い求めた地図です。
軽いは正義!

左綴じのワケ

そう、上巻は右綴じでした。ですが今回の下巻は左綴じです。

当たり前過ぎでびっくりすることを言いますが、一般的に遍路地図って1冊じゃないですか。
もちろんそれが普通っちゃ普通なんですけど、実際に現地で使っていて思ったこと。
あれ、オレどこへ飛んだ?・・・そのページを歩き終えて次のページをめくった時に自分の位置を見失うことが多々ありました。

四国全土を上空から大きく見た時、四国遍路は通常【時計回り】に歩きます。
徳島から高知にかけては、東から西、つまり左←右という方向ですね。
本で言うならばページを左にめくっていき、新しいページの始まりが右手側にあったほうが地理的に合致していて読みやすいのです。このことから、上巻は右綴じにしました。

ところが、愛媛から香川に向けてはその逆。西から東、左→右という方向で歩いていきます。
つまり右に向かって読んでいくとスムーズ。ページは右にめくっていき、新しく始まる地点は左手側にすると違和感がない。なので下巻は左綴じを採用しました。

この本を作るときの多くの皆さんからの絶対的な約束ごと、それは【常に北を上にすること】でした。
しかし方角固定によって生じる「歩く向き問題」も、上下巻2冊になる事実をうまく利用し、双方の綴じ面を逆にすることも可能でした。
普通上下巻2冊あれば、並べた時の見栄え具合を考えて同じ綴じ面にしても良さそうなものですが、当たり前のようにそうしなかったのも”現地で使う人ファースト”、使い勝手を最優先に考えたかった想いからです。

もちろん、部分的にはそうならないページも存在していますが、基本概念は上の通り。
上巻が終わって下巻にチェンジした瞬間こそ違和感あるかもしれませんが、現地で使えばすぐに納得してもらえると思います!

出来上がった感想

原稿を作り終えた時の率直な想いは、この本の最後、”あとがき”に書き込んだ内容が一番タイムリーでリアルです。なので全作業が終わった直後に書きました。ここではそのままそれを書き写すことはしませんが、いま少し経って改めて思うこと。そうですね、単純に「昼まで寝たい」・・・かな(笑

自分で決めたことなのでそれは自分の責任、妥協せずしっかり守りたい。
もちろん協力してくれた方のためにもできるだけ早く完成させたかったです。多くの方が待ってくれているというのはめちゃめちゃ心の支えになりました。
上巻を発売した直後に「下巻はいつですか?」というお問い合わせも。最高に嬉しい言葉でした。
この本が役に立っている、面白く読んでもらえている、地図本として認めてくれている現実を噛み締め、毎晩22時を過ぎた頃のもうひと踏ん張りのモチベーションにしていました。

思えば現地調査も雪が降る前に行かなきゃ、と急いで年末に準備してなんとか回りきれたことも成功のひとつ。
久万高原などの山深い地域は今でこそ温かくなってきましたが最近まで雪が降っていた事を考えると、雪解けを待っていたら完成はもっと遅れていたかもしれません。これも地元の方からのアドバイスや情報提供があったからこそ。全国のお遍路ファンの皆さんからいただいたいろんなクチコミ情報も本当に助かりました。おかげさまでこの本の価値がグンと上がりました。
この「みんなでつくった遍路地図」は上巻と同じように下巻もみんなで作り上げる事ができました。自分達のクチコミがこれからこの本を使ってお参りする方の参考になると思うとちょっと嬉しいですよね。美味しかったご当地グルメや優しく接してくれた宿をみんなにオススメしたい、なかなか出来そうで出来ない機会だと思います。ぜひ自分のクチコミが載っているページを探してみてくださいね。

本当はコロナ事情がなかったら直接会いに行ったり、みんなで集まってアイデア出しや意見交換、チェック作業などにも参加してもらう計画だったのですがこればっかりは叶いませんでしたね。
本の制作過程や進捗状況、問題点などもブログや会員メルマガで公開してきました。その都度励ましの返信、メッセージやアドバイスをいただき、自分にとってもそうなのですが、みんなにとっても特別な本が出来上がったのではないでしょうか。
今回初めて本づくりに挑戦しましたが、たくさん失敗もしてますし実際誤字もポツポツ見つかっています。
それでもお怒りや苦情もなく暖かく見守っていただき、今回も下巻の完成まで付き合ってくれた皆さんには本当に感謝しかありません。

さいごに

紙の地図という性質上、新しい情報は作り直すほかありません。
ただ紙にこだわってきたのは今でも間違いではないと思っていますし、紙の地図の良さはデジタル地図には超えることができないものがあると思っています。
また改訂版を出すタイミングがくればご報告差し上げますので、その時もし良かったらまた手伝って下さいね。今よりももっといい地図が出来上がることでしょうし、今以上に”お遍路好き”の気持ちが大きくなっていくと思います。

この本だけでは難しいですが、新しいお遍路ファンを増やし、宿に泊まり、美味しいものを食べ、四国を好きになり、そしてそれらを知人に紹介するというサイクルが生まれ、最終的に「以前のように活気のある四国遍路に戻ったね」って言われるような日を見てみたいです。

まずはこの本を手にした人から遍路旅を楽しんでもらいたい、そのための地図。
ここに誕生しました!

3月12日(土)10:00より、こちらで買えます

◎オンラインショップ
https://min88.official.ec/

◎みんなでつくった遍路地図スペシャルサイト
https://min88.jp/shikoku88map/

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

報告する

こんな記事も読まれてます

コメント

  1. 下巻完成おめでとう。
    上下巻で、右綴じ左綴じを使い分ける、そのコダワリ、takeらしくて好き♡

  2. お疲れさまでした。
    毎週のメルマガでの作業進捗報告がなくなると思うと寂しいです笑
    発売日が待ち遠しい!!

  3. 黒カッコいい😍
    まだ下巻の出番が来るところまで歩いてないけど早く見てみたい!楽しみ〜
    本当にお疲れさまでした。

  4. こうやって作り手の思いも知れる地図っていいですよね。
    いい時間を共有できたと思います。自分のクチコミ載ってるかなぁ、、楽しみです(^.^)

  5. 待ってましたっ!!㊗️完成おめでとうございます&ありがとうございます!楽しみです!!!

  6. 遍路愛がステキです!
    歩きは結局、道具なども格好じゃなくて本質を選ぶ。
    あ、でも白と黒の表紙、これは格好いいです。

  7. おつかれさまでした。ゆっくり休んでください。

  8. 買いまーす!!
    本当にお疲れ様でした!

  9. 皆さん、メッセージありがとうございました!
    大変おまたせしました。使い勝手にこだわり、皆さんからの要望も盛り込んだ地図です。
    ぜひこの本と一緒に遍路旅をお楽しみ下さい!

  10. これで上下巻揃ったー!あとは行くだけ。

  11. 買いました!
    愛媛と香川はまだ未知の世界、これ見て予習していきます

コメントするためには、 ログイン してください。