雨の日の話をします！

先日関東も梅雨入りしました。

なんだかんだでお遍路中は晴れたほうが気分がいい。
気温的には文句はないんだけど雨が降ると降らないでは話が違ってくる。

雨の日は足元も悪く自然と下を向いて歩いてしまいがち。
せっかくの絶景も霧やモヤで良く見えないし、なんだかもったいないですよね。

何が嫌かってメガネに水滴が着くのが一番嫌なんですっっっっ！
自分は”菅笠を使う派”なので頭一帯は防げているのですが、それでも時間の問題。
視界が悪いと全然楽しくないです。
通過する車の水ハネもそうなんですが、地味にその音のほうがストレスだったりします。
ジャーージャーーってやつね。

あとね、ザックカバーとかレインコートを着たり脱いだり、脱いだり着たり・・・。
もう面倒すぎて「晴れたけど着たままでいいや」ってなりがちです。

特に野宿は面倒なことが2つ。

＜１：テントが濡れると重くなる＞
大体は屋根のある東屋で寝ますがそれでも雨が強い時はそれなりに濡れます。
今でこそ防水撥水が強力な生地のテントに買い替えましたが、昔使ってたのはすぐに染み込んでしまい大変でした。
なので朝必死で乾かそうとするんですが、雨降った次の日の朝なんてたいていどんより。まぁ気休めくらいしか乾きません。で、出発が遅れます。

＜２：川で寝てると増水が気になる＞
橋の下は野宿の絶好のポイントです。そばに水があるだけで気持ちがいい。
ですがあまり水辺に近づいてテントを張ると増水で流されないかたまに心配になります。
一応、到着してざっと周りを見渡して、過去に水が浸かっていたらしき痕跡をチェックします。
ちょっと色が違う土色の境界線があるんです。そこより上に設置すればとりあえず安全。
ただ、今日は雨降らないだろうと思っていても何気に降ってきたりします。
そんなときはちょっと怖くなったりします。

パラパラ雨なら傘でもいい

雨＝カッパの概念、これを取っ払ってみる。
着たり脱いだりが面倒過ぎたのでコンビニで傘を買ったんですが以外に使い勝手が良かった。
着るまでも無いんだけどそのままだといずれ濡れるっていうシュチュエーション、ありますよね。
地味にそっちのほうが多かったりしますし、そんな時は傘のほうが歩きやすいです。
カッパのように蒸れたりしないし、あたり前ですが開く閉じるの作業が簡単。
お寺で線香やロウソクに火をつけるのも傘のほうがずっと楽です。

まぁ使わない時はなかなかの荷物だったりもするんですが。

軽量傘のススメ

なので最近では軽くてコンパクトな折りたたみ傘を使っています。
これはモンベルのU.L.トレッキングアンブレラっていうやつ。
めちゃめちゃ軽いです。もうね、持ってないのと一緒です。
調べたら123kgだそうで、例えるなら飲みかけた缶ジュースの残り1/3くらいの重さですね。（身近なもので例えすぎ笑）

意外と骨もしっかりしていますが、お値段もしっかりしています。
傘に5千円、、、なかなかですが普段も使えると思えば大丈夫。

他の人にもおすすめ出来るかって？はい、できます！

とにかく雨は頑張って！

さすがに雨を楽しむ方法までは思いつきませんが、毎日歩いてるとそりゃ雨の日もやってきます。
足のマメ問題抱えててそれどころじゃ無いって方も多いと思います。
でもこればっかりは仕方がない。

ザーザー雨なら無理して進まなくたっていいじゃん。
その土地の観光やグルメ、温泉で楽しむのも旅の思い出です。
大変だった割には雨の日のことあんまり覚えてないもの。
その分晴れた日に感謝して存分に遍路を楽しんで下さい。

ではでは。