星ヶ森で石鎚山を遥拝し
今日は12月23日.急な寒波で四国でも例年にない雪のニュースがあり、
いま四国を歩かれている皆さんがご苦労されているのではとお察ししますが
何とぞご安全にお遍路ください。
先週15日16日と西条市を歩いた。
横峰寺まで来るといよいよ石鎚山に近くなり、仏も神も一体で山におわす神仏に
手をあわせたくなる。
前神寺に参ればすぐ隣に石鎚神社
前神寺は修験道の根本道場であり、本堂は森に囲まれた広い境内を進み静寂のうちにお参りし
お大師さんにご挨拶して石鎚神社に向かった。
石鎚神社神門
神門をくぐれば本殿へのゆるやかに登る石段が広々と清々しい。
本殿への石段の大鎖
石鎚山山頂へは試し鎖から一・二・三の鎖があるが、この石段の鎖を握ると
何年か前に石鎚山の山頂へ登拝して手に触れた鎖を感じて有難さもひとしおだった。
本殿
横峰寺へ早朝の大頭から湯浪を通り香園寺の里にくだり宿を取り、前神寺・石鎚神社には翌日に参詣。
この二日間は修験道の方々にはとても及びませんが、
里の寺々を行く何かのどかな時間とは違う空気が清々しくてやっとここまで来たかという感じでした。
コメント
お疲れさまでした。このようなかたちで昔の鎖が残されているとは素敵です。
@あの時の亀
石鎚神社の思いが伝わってきました。
年をとると石段を上がるも手摺を持ちたくなる。
ステンレスのパイプ手摺が多いですが、
何だか古寺社には洒落すぎてるようで
錆びた鉄の手触りはいいものです。