パルメザンチーズの空箱を線香入れに使ってみた

皆さんは線香入れに何を使ってますか。

買ったままの線香の箱でもいいんですが、箱の開け閉めがちょっと面倒だし、紙箱なのでいつの間にか他の荷物で潰れていたり雨に濡れてヨレヨレになったりします。そう、線香が湿ると火がつきにくいんですよね・・・。

で、今回検証してみたのがこのパルメザンチーズ（粉チーズ）の箱。
以前どこかのSNSかブログで見たことあったんですよね。自分も前々からちょっと試してみたかったんです。

サイズ感はどう？

このパルメザンチーズの箱と線香の長さがなんとなくちょうどっぽい。
線香が少しでも長かったら蓋が閉まらないし、短いと移動中カタカタ動いてその振動で折れてしまうかも知れない。見た目はそんなギリギリラインにありそう。

ではさっそく中に入れてみよう。
ちなみに横に並べてみるとこんな感じ。

ん、これはもしや・・・。

イケるかも知れない。

遠近感で少し見え方が違うかも知れませんが。底の下ラインから上蓋までほぼぴったり。

一般的に遍路でよく使われている線香は”短寸”と言われ、約13〜14cmだそう。
ちなみに今回用意した「毎日香」は14cm。

そしてパルメザンチーズの外寸は14.4cmでした。

これは期待できる！

では入れてみましょう。
入るのか、入らないのか。緊張の瞬間です。

そして、
　
　
・・・・・・ななな、なんということだっ！！！

まさかのシンデレラフィット！

わずか1mmだけパルメザンチーズの箱が高いという最高の結果に。

ついでに他に持ち合わせていた余りの線香（奥側の紫色）も入れてみたがこれもピッタリ。
写真にある手前の毎日香（緑）だけでも約40本ほど入っているので、この箱にはだいたい100本くらいは入りそうな感じです。
一つの札所で本堂と大師堂、3本x2=計6本。
100÷6=16.66666。
つまり、16ヶ寺分の線香がこの空箱に入るということになります。最高じゃん。

あとはうまく取り出せるかどうか。
頼む、頼むぞ。
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おぉ、完璧では！？

正直ここまで期待していなかったのですが、もはや専用箱と言ってもいいくらいのレベルです。

でもまだまだ。
うまく取り出せる出せるかどうかが本当の見極めどころです。

ではピッタリ中に収まった線香を取り出してみよう。
（ササッ）

さすがにピッタリ3本というわけには行かなかったのですが、上の写真のような感じで何本かがスムーズに出てくれるのでこの中から3本を摘んで取り出すのは比較的簡単でした。

で、ですよ。まだ続きがあります。
皆さんもお気付きの通り、パルメザンチーズの箱って穴が2つありますよね。

それでは、もう一つの丸いほうの穴でも試してみましょう。
まずは取り出す前はこんな感じ。

うん、いい感じ。
さっきより少し小さ目の穴ですが、その穴から6〜7本ほど線香の頭が覗いて見えます。
期待できます。ワクワクしますね。

では振って取り出して見ましょう。
（ササッ）

惜しい！
こちらも3本ピッタリという出方はしませんでしたが、さっきよりも少ない本数で出てきました。

ちょっと”おみくじ”に似た感覚で、何回か振って出てくる感じなので、大きな穴とこっちの穴は人それぞれによって好みが分かれるかも知れません。

とはいえ、どちらも合格点には代わりありません。

ひとつ気になる点として、箱の胴体部分が少し柔らかいので手で強く握るとちょっとペコペコするところでしょうか。とはいえ、サイズ感、収納量感、耐水/耐湿性、操作性、あとパッケージのオシャレ感笑。
これだけ揃っていれば全然実用レベルにあると思います。
　
　
　
　

まとめ

SNSなどでも皆さんいろんな空箱を流用して使っている投稿を見かけます。マーブルチョコの空箱とか、チョコベビーの空箱とか。
自分はそちらを試したことが無いですが、そういう工夫や発見っておもしろいですよね。そしてこのパルメザンチーズの空箱もその一つ。もし家にあったら試してみてください。

お寺で粉チーズを振っている人を見かけたらちょっと変な人ですが、初めて会う人との話のネタには十分です。
そう、パルメザンチーズは世界共通。このパッケージで全世界に流通している商品なので、外国人遍路さんにもウケること間違いなし！ぜひリュックの外ポケットに人から見えるように入れてみてください。

他にも「こういうの使ってるよ！」なんていう物がありましたらぜひ教えてください。

ではでは。