
金剛杖持ってますか?
一人で歩いても弘法大師と一緒に歩いてくれているという心強い化身です。
そんな金剛杖、皆さんはどの部分を持って歩いていますか?
「そりゃカバーのとこでしょ」って人も多いんじゃないかなって思います・・・まぁ私もそうでしたし。
カバーの役割
カバーを外したことはありますか。カバーを外すと、卒塔婆(そとうば)を模した形が見えます。この部分は、昔のお遍路さんが道中で命を落とす可能性があったため、どこで亡くなっても成仏できるようにと考えられていました。ざっくりいうとお墓です。カバーはそんな卒塔婆を大事に保護をするという役割があります。

持ち方
で、自分が金剛杖を持つところはそのカバー部分ではなく、その下なんだだそう。あくまでカバーの役割は持ち手の保護ではなく、卒塔婆を模した部分を保護するためのもの。

・・・いやいや、そうは言うけど、カバーの下だってそこそこ角ばってるから手が痛くなったり汚れやすそうじゃん。鈴もコツコツ当たってきて鬱陶しいし。うんわかるわかる。
ただ、カバーにしたって結局薄い布だから中のデコボコ・ギザギザの感触が伝わってきて、これはこれでなかなか痛いから持つ部分対決で比べたらどっちもどっちなところはあるのは確か。世の中には吸収素材でできた保護カバーも売ってるみたいだけど、そうなるとそれはそれでムムムになってくる。
結論:まぁどっちでもいいかな(オレは)
コメント
最終的には杖が短くなっちゃうから、自然とカバーの所を持ってしまう感じでした。標準装備されてるカバーじゃなくて、別売りのクッション入りカバーにしたら、そりゃもう快適そのものでしたよ。
@ひろ(歩き)
カバーを外すときの「なにか悪いことしてるっぽい感」もあったりなかったり。