島遍路(小豆島八十八ヶ所) 2日目 11月12日(金)

島遍路(小豆島八十八ヶ所) 2日目 11月12日(金)

今日も天気が安定しない。午後から雲が出て雨が…

朝7時前に宿を出て北に向かって歩く。
途中、世界一狭い海峡(写真↑)を渡る。

7時06分 57番「浄源坊」(写真↓) 無人。駐車場の中にあるような札所。
      町中の細い道を曲がって、突然開けた場所に立つ。少し迷った。

土庄港沿いに、海岸沿いを歩く

かどや製油の大きな工場が、湾の向こうに見える。
船が直接横付けできるようだ。
これだけ離れていても、ごま油の香りが漂ってくる。

不思議なツリー?

県道253号を歩いていると不思議なクリスマスツリー?(写真↓)発見。

7時28分 65番「光明庵」 無人。
7時36分 53番「本覚寺」 納経500円(3か所分)
8時26分 66番「等空庵」 無人。

お寺の人と一緒に読経させていただく

8時43分 68番「松林寺」 集落の中の狭いややこしい遍路道を迷いながら、たどり着く。
      本堂前のお庭がよく手入れされていて、砂の模様がきれいに描かれていた。
      納経500円(3か所)。
      住職とは同じ病を患ったとのことで話が弾み、次の札所まで同行してくれた。

9時11分 67番「瑞雲寺」(写真↓) 松林寺から集落の遍路道を通って丘の中腹に立つ。
      住職と一緒に読経。最初に私の名前を入れた紹介のような経文を唱え、読経。
      私が分かる開経偈、般若心経、本尊真言、光明真言、宝号、回向文は一緒に読経。
      他はただ聞いているしかなかったが、これも四国では得られない経験だった。

もう遍路道では迷わない!最強ツールを入手。

9時31分 69番「瑠璃堂」 無人。やはりここもキレイに掃除がされていた。
      ここからの瀬戸内海の眺めは絶品。

10時00分 70番「長勝寺」(写真↓) 立派な山門のあるお寺。納経400円(2か所分)。
      若いお坊さんから「歩きですか?」と聞かれたので、遍路道で苦労しているとこぼした。
      「地図は何をお持ちですか?」
      「ぶよう堂のと霊場会の案内図です」
      お坊さんはやにわに、ぶよう堂地図表紙のQRコードを私のスマホで読み取り2,3回タップ。
      あら不思議!スマホのグーグルマップに遍路道が赤い線で表示され、その上にスマホの現在地が
      表示されているではないか!小豆島全札所をつないでカバーしている優れものとのこと。
      「これから迷ったときは、このマップを呼び出して拡大すれば迷うことはないですよ」
      この時、お坊さんの背中に後光がさしていた。

いよいよ山岳霊場に!

10時55分 71番「滝ノ宮堂」 無人。キレイに掃除されていた。行動食を食べる。
       ここからいよいよ遍路道は登りにかかり、山道となる。
11時40分 72番奥之院「笠ヶ瀧」(写真↓) 絶壁にある洞窟に不動明王が安置されている。
       高度感がハンパない。無人。恐々読経した後は長い石段下りが待っていた。
12時00分 72番「龍湖寺」 納経500円(3か所分)
12時25分 73番「救世堂」 無人。集落の外れに建つ素朴な札所。
12時58分 75番「大聖寺」 納経400円(2か所分) 
13時18分 76番奥之院「三暁庵」 無人。
13時40分 77番「歓喜寺」 納経400円(2か所分)

納経はセルフでお願いします!

14時10分 76番「金剛寺」(写真↓) 納経所に行ったら紙が… 自分で押印し、400円(2か所分)置く。
       藤原寺へ向かって集落の道を歩いていたら、軽トラが止まっておじさんが
        「この遍路道は絶対に迷うから、海岸沿いの県道から行け」と親切に言ってくれた。
       遍路道専用のグーグルマップで迷わず行けるのだが、おじさんが見ているので遠回りの
       県道ルートで行くことにした。小豆島の人は遍路に優しい。
14時50分 番外「藤原寺」 とうげんじと読む。無人。相変わらず掃除が行き届いている。
       バスの時間まで、1時間ほどメモや写真をまとめて過ごした。
16時40分 宿到着

★2日目 札所14ヶ所 奥之院2ヶ所 番外1ヶ所
     歩行距離 20.1㎞
     歩行歩数 30,747歩
     登高階数 121階

★1日目 札所7ヶ所 奥之院1ヶ所 番外1ヶ所
     歩行距離 10.9㎞
     歩行歩数 25,127歩
     登高階数 30階

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