野宿遍路装備を押収品のように公開(秋編)

野宿遍路装備を押収品のように公開(秋編)

合計◯◯kg(答えは最後に)

以前に春編を投稿しましたが、秋バージョンの野宿遍路装備を紹介していきますね。
秋と言っても9月の連休、シルバーウィーク頃を想定して用意してみました。
でもって、年中変わらず重点に置いてるのは「軽さ」です。
軽い=快適=楽しい、の法則ですから軽くする意味は非常に重要です。

では番号順に行きましょう♪

①ザック
OMMクラシック32です。その名の通り容量は32リッターです。
もともと野宿しながらマラソンするっていう過酷なレース用で使われるザックなので当然軽いし、走ってもフィット感バッチリです。標準で背中に薄いマットが収納されてるんですが軽量化のため取り除きました。なのでほぼ巾着布状態ですね。
野宿遍路する装備をすべて入れるには少し小さい目ですが、まぁ頑張れば入ります。夏秋想定なら余裕です。
というよりザックが小さければ物理的に荷物は減ります。(←ここ大事)

②ザックカバー
ザックの中で防水処理する人もいますが、自分はカバー派です。
特にポイントはないですがモンベルの30/35サイズを使ってます。ショックコードで大きさが上下可変するのが便利です。濡れたレインコートをこれで包んで収納する役割もあります。使いすぎて最近防水加工がちょっと落ちてきたような気がします。

③サンダル
野宿遍路ならば絶対サンダルは必要です。
宿に泊まる人が部屋でリラックスするかのごとく、野宿遍路人はサンダルが部屋みたいなもんです。(んー違うな)
・・・要するに寝るまで靴を履いたままは嫌ってこと。
カッコイイのはいりません、ボロくていいのでとにかく軽いので。
あ、大雨の時はこのサンダルで歩きます。

寝具

④マット
蛇腹型のサーマレスト、Zソル130cmを使ってます。
肩からふともも辺りまであれば痛くないので全身カバーする長さは必要ありません。
このタイプは結構嵩張るってのもあるし。あと1〜2ブロック切っても大丈夫です。

⑤テント
前回GWに野宿で使った時にフレームポール折っちゃいました。
なので今回新調。本気のモンベル・ステラリッジ1型です。
軽さ重視ならシングルウォールテントなんですが、テント内が結露するのがとっても嫌なのでダブルウォールです。
換気窓が大きくないのですが、基本寒がりなのでむしろ「ありがとう」です。
当然ペグやロープは持っていきません。

⑥寝袋
季節が秋なら頭まで覆うタイプは必要ないです。
これはイスカのエア130Xという夏用のシュラフ。
肩までタイプで、軽量化のためサイドの開閉ジッパーもありません。
それでいて800FP。撥水力もあって重さが310g。
収納袋に入れると結構コンパクトになりますよ、奥さん。

ちなみに枕は着替えやレインコートを畳んでタオルを被せれば出来上がりです。

クッカー

⑦クッカーセット
【ガス】250サイズのOD缶です。どこでも手に入るCB缶を選ぶ方も多いですが、10日〜2週間程度の区切りならこのタイプ1缶あれば十分いけます。

【ストーブ(バーナー)】高山仕様までは必要ないのでSOTOのアミカスを使ってます。

【ナベ】コールマンのソロクッカーセットの下だけ使ってます。OD缶が収納できるので便利です。あと、注ぎ口が2箇所付いていて地味に便利です。アルミ製です。

【コップ】収納の事を考えてSEA TO SAMITの折りたたみ式です。ぺっちゃんこになります。飲み口は硬いプラ素材なので意外と普通に使えます。

【カトラリー】スノーピークのフォークとスプーンが一緒になったもの、これ1本です。ちょっと柄が長かったので1cmほど切りました。チタン製です。

【その他】洗剤とサラダオイルと塩コショウを小瓶に詰めています。この中で1つだけと言われたら・・・洗剤ですかね。スポンジは小さく切って必要最小限に。

小物類

⑧充電器とバッテリー
充電器は45WのTYPE-C。Aより早いのでCは必須です。
バッテリーはAnkerの20,000mA。野宿遍路の弱点、それはスマホの電源問題です。
当然大きいものほど重いのですが、これについては妥協してます。
これなら4〜5回位は満充電できます。そのうち1日くらい充電できる機会もあると思うのでこれでOK。

⑨薬たち
いわゆるファーストエイド的なものですが、基本的にはロキソニンとかティッシュとか絆創膏とか。あとは歯ブラシやら衣類洗剤やら。
※この辺のものは必要あれば現地調達できるので最小数で。「なくなったら買う」で全然OK!

衣類

⑩着替え
今着ているのとは別に、
Tシャツx1、パンツx2、靴下x3(できたらx4)にしています。素材は軽量で速乾性のある化繊を選んでます。

靴下は1日2足使います。
もっと細かく言えば2時間休憩ごとにその2足を入れ替えて使ってます。それまで履いてた靴下はザックの外メッシュに入れて日光と風で乾燥させて2時間後にまた使います。これでマメができにくくなりました。
弊社では雨の日の3交代シフト制も導入しております!

⑪レインコート
自分は上下セパレート。これはモンベルといえばの代表作、ストームクルーザーですね。
あぜ道とかで足元濡れるのが超絶嫌いなんでどちらかと言えば好んでレインパンツを履きたい人です。
あとは雨降ってない時も上下防寒にもなるので街歩きでも恥ずかしくないセパレートタイプを選んでます。
あと、これはゴアテックス製なので防水も恐ろしいほど凄いのですが、中が蒸れないってところをこよなく愛してます。なのでもし夜寒かったら着て寝ることもできます。

軽量のコツは二役三役できるものを選ぶこと!

お参りグッズ

⑫お参りグッズ
納経帳、輪袈裟、お札です。
※ロウソクと線香は今切らしてたんでこの写真にはないです。

ということで、野宿装備紹介でした!
”秋”とひとくくりで言っても、例えばシルバーウィーク時の秋ってまだまだ暑いので荷物もこのように軽量で用意できますが、冬に近い秋ならもう少し防寒対策で荷物も増えると思います。たとえば中間着とか冬用の寝袋とか、テント内床の断熱シートとかね。

はい、いかがだったでしょうか。
もしよかったら感想聞かせて下さいね。

※ちなみに今年の秋(シルバーウィーク)は遍路には・・・行きません。今回は”もし行くとして”のサンプルってことで集めてみました。(あ、でも四国には別件で行くんですけどね)

では最後に重さ発表です。

ドゥルルルルルルル・・・・・ジャン!

4.74kgでした。

ではでは〜

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コメント

  1. 人の装備ってなかなか見れないので、興味深いです。
    野宿仕様で4.74kgはすごいですね!
    私は以前、民宿のシャンプーかボディソープで二度かぶれたのでシャンプー・リンス・ボディソープがどうしても削れません。あと基礎化粧品も。4kg台は夢のようですね。

  2. 追記
    mont-bellのカッパは色々使えて最高!私も愛用してます!

  3. ジップロックがいい仕事してると見た!重さもですけどアイテム数自体が少ないですよね。私は民宿泊ですが朝片付けるの嫌になるくらい細かい物が多いです。

  4. 5キロ切りスゴい!やっぱり良いもの(ハイエンドモデル)は軽いって事ですね。とても参考になりました。

  5. 7〜8kgくらいかなと思って見てましたがまさかの4kg台とは!高価なものも多そうですが参考になりました。

  6. 野宿してない僕より軽い😱

  7. ちょっとした正月太りくらいの勢いですね笑

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