ナンバ歩きで急坂･急階段が驚くほど楽になった話

「ナンバ歩き」・・・ひょっとしたら皆さんもどこかで聞いたこともあるのではないでしょうか。

右手と右足、左手と左足を同時に出して歩く方法です。
卒業式の証書をもらいに舞台に上がる時に緊張してやってしまう、アレ。

そのナンバ歩き、急坂や長い階段道で使うと普段より楽に歩けることを知り、少し前からよく使うようになりました。

自分は体感的に3割ほど楽に歩けているように感じています。
聞いた話では、長時間でも疲れにくく、膝や腰への負担も少ない、とのこと。

そう、歩き遍路にもってこいだったんですよね。

難場

諸説は他にもあるようですが、ナンバ歩きの”ナンバ”は『難場』とも書くらしく、その字のごとく難ぎな場所で大きな力を発揮する歩き方なんだそう。

平坦な道でやってみるとぎこちないですが急坂や階段では驚くほど自然にできてしまいます。同じ手と足を同時に出すことによって足を出すのも勢いがついて楽に感じるほど。初めは「おぉ！」って驚きました。グイグイ進んでいくんですよね、ホントに。

誰かに見られると少し恥ずかしいかも知れませんが、もし見られててもやり続けたいくらいの価値は十分あります。
あと、下り坂では危なくて使えたもんじゃなかったです。

踏ん張って歩く場面で発揮するナンバ歩き。
自分的にはここぞという時に使える武器として愛用してますが、皆さんももしお試しの際「自分には合ってないな」と思ったら普通の歩き方に戻してくださいね。

ではでは。