夏の短パン遍路、ありなし論。

夏の短パン遍路、ありなし論。

また今年も暑い夏がやってきそうです。

夏は遍路的に良いシーズンとは言いにくいですが、それでも海っぺりの道とか歩いてると気持ちいいんですよね。でもやっぱり暑いものは暑い。

一般的に遍路される方のほとんどが「長ズボン」だと思います、それは夏でも。
そこでですよ、思い切って短パンなんかいかがでしょう。もうね、普段短パンを履かない人にとっては”裸”みたいなもんです。スースーですよ、スースー。

遍路自体が非日常なのに、それに輪をかけての非日常。大げさじゃなく、生まれ変わった気分になれます。不思議と足も軽くなった感じもするし、実際布がまとわりつかないから足さばきがよく、どんどん進んで行けそうな気もします。

デメリット

とはいえ短パンにはデメリットもあります。
まず、虫。というか、ほぼ蚊のこと。自分、蚊に刺されるのが本当に嫌なんです。あとヘビさんもおっかないですね。

次に日焼け。日焼け自体はそれほど嫌じゃないんですが、海水浴と違って思いっきり靴下との境界線が出ます。ちょっと恥ずかしいです。

それからケガ。モロに地肌なので転んだときは大変です。ちょっとした小枝が当たっただけでも地味に痛かったりします。
 
 

うまく使い分けできればGOOD!

このように、短パン遍路にはメリット・デメリット両面あるわけなんですが、使い分けすればいいんじゃないかな。例えば、山道を歩く日はいつもどおり長ズボン、街中や海岸線沿いを歩く日は短パン、みたいな。虫刺されやすっ転びの心配がない普通の道なら短パン、それ以外は長ズボン。

そもそも短パン自体、そんなにかさばったり重たいものじゃないのでとりあえず1枚だけリュックに忍ばしておいて、その日のルートコンディションに合わせて「今日は気分良く短パンで行ってみよう」ってな具合の日には試しに履いてみればいいんじゃないかって思います。
 

ただね、、、

これ、考え方次第になると思うんですが、お寺に短パンってどうなの?とかって考えたりもします。
一応ね、一般的に神社やお寺にお参りするにあたって、”この服装でなければならない”という決まりごとはないそうなんです。流石にビーサンになるとちょっとお行儀悪いような気もしますが、それを言うなら昔は草履が当たり前だったしね。

まぁ、そんなに気にしなくてもいいと思います。
どちらかといえば清潔かどうかのほうが大事で、短パンであれ長ズボンであれ、清潔感があれば大丈夫なんじゃないかなって思ってます、現代の遍路事情として。何れにせよ、本人の問題なので他人の身なりをどうのこうの言うのはナシってことで。
 

まとめ

夏シーズンは遍路を敬遠する人も多いと思いますが、うまく準備や対処すれば全然楽しく回れると思います。

確かに暑くて大変なのは大変なのですが、夏の早朝なんか涼しくて最高に気持ちいいです。荷物も軽く済むし、日も長い。それに洗濯物もすぐ乾くし。

それに大きく貢献してくれるのが短パンかも知れませんね。
 
 
ではでは。

報告する

こんな記事も読まれてます

コメント

  1. 自分は断然「短パン派」です。
    真夏のギラギラした日差しとモヤッとしたアスファルトの上を歩くのに
    長ズボンなんて考えられません!
    山の遍路道へはヒザまである厚手のゲイターで虫、ヘビ対応しました。

  2. 夏は大変そうですが短パンは気持ちよさそうです。

  3. 去年の夏に歩きましたがめちゃくちゃ熱く日差しはきつく、やけどしそうなので通気性のあるサポートタイツの上に短パンを履きました。
    夏は蚊だけでなくアブもたかってきますから素肌を出すのは危険でした。
    上もモンベルの一番薄いアンダーシャツを着た上に半袖でした。
    通気性がいいのでべたべたせずさらっとしています。
    でも宿に着いたらおもいっきり素足にサンダルになってました。

  4. @ひろ(歩き)
    一度経験するともう戻れませんよね〜

  5. @naru
    短パンというか、もはや海パンに進化してしまったんですけどね

  6. @rai
    冷感タイツなども併用するとよさそうですね。日焼け止めクリームと虫除けクリームのどちらかを選ぶとなると・・・・うーん、やっぱり虫除けかな。

コメントするためには、 ログイン してください。