小瀬地区にある重ね岩
11月に四国阿波一国をお遍路して来て、次は来春に予定だが
それまでに短い日にちで島おへんろにもと思いながら過去の小豆島の
記録などを見ている時間が増えました。
島遍路も2010年2月から始め8周しましたが、
その道すがら小豆島ならではの遍路道がありました。
重ね岩は土庄から歩き60番江洞窟への途中にあり、鎖の道を進み
展望のよい場所にあり瀬戸内の海を行き交うフェリーなど眺めしばし嬉しい時間。
馬越にある子授け地蔵
大師の宿の若女将さんに教えてもらった子授け地蔵。
お堂の中にあるお地蔵さまを1体預かり日々お参りし
授かれば新しいお地蔵さんをお礼に納める習わしとか。
孫の誕生を願いお参りしてからもう13年。
孫のお礼やご縁ある方々からもお願いされその都度お参りしてる。
42番西之瀧護摩堂・岩峰の修行場
西之瀧には本堂の奥に洞窟がありお大師さんの修行の霊跡八大龍王の霊水を
巡るありがたい処。
標高500mにある護摩堂の横には
ローソクのように突き出た岩峰の
岩場があり
ご住職が案内してくださってふるえながらも登った。四国屋島や八栗寺の山並みを望み、眼下の海にはエンジェルロードが見える絶景の美しさ。
札所を帰る時には法螺貝で見送ってくださった。
81番恵門ノ瀧
山に分け入り
山頭火の「分け入っても 分け入っても 青い山」ほどでもありませんが
長い山道の奥には鎖場があり辿りつくのが恵門ノ瀧。
お堂は高い岩窟の中にあり暗い奥に不動明王が見える。
お坊様が不動明王さまの前で護摩焚して心経をあげて下さる。
有難い札所。
遍路道で出会った「伊勢大神楽」
7月の島遍路のおり集落のお家に
伊勢大神楽の皆さんが。
獅子頭や太鼓など神楽を舞って家々を廻るのでしょう。
たまたま遍路道での光景ですが、何だか福々しく嬉しい気持ちになりました。
コメント
小豆島遍路は未経験ですが88ヶ所よりもっと歴史や文化が濃く受け継がれているように感じます。
小豆島のお遍路は、道しるべや看板はどのくらいありますか?
@あの時の亀
本四国お遍路に比べようもありませんが札所の近くには
大阪城築城の石切り場とか二十四の瞳の学校や
放浪の俳人尾崎放哉記念館などが遍路道から外れずに
寄れるとこなんかは小豆島の気楽さかもしれません。
@ゆうこりん
四国遍路道のしるしのように多くはありませんが、小豆島霊場協会発行の
「おへんろ道案内図」をご用意されれば歩きでも車でも心配なく廻れるかと思います。
小豆島は海・山・街中など変化があり退屈しません。
またバス便が多く夕方になれば途中でバスで乗り宿に着けるのも便利です。
フェリーも姫路・日生・岡山・高松・神戸から出ていて行きやすいですね。