雨の日もあれど・お山は晴天！

雨の熊谷寺

猛暑の夏も過ぎ涼しくなったので6周目のお遍路に。
11月も半ばの日曜日に安楽寺に宿泊。次の朝は出だしから雨の中。
吉野川の川島潜水橋を渡る頃には雨あがりほっと。

左右内の里からは焼山寺へあと一登り

旅館吉野さんを6時半に出て遍路ころがしの道も長戸庵にさしかかる前には
青空が広がり好天が嬉しい。
左右内の一本杉のころには多くのお遍路さんに行き交い、
海外のお遍路さんも5人6人と増えひと時楽しい時間。
オランダからのカップルは「この道はとても美しい」と。
彼らご夫婦は先月に木曽中仙道を歩き、12月には熊野古道を歩いて
1月に帰国との事。スマホ翻訳で愉快な話が進んだ。
鍋岩からは前回山の中のへんろ道で、玉ヶ峠手前で手こずったので、
年老いた身には楽にと、もりあんloftさんの前のチェリーロードを行き
庄部集落から天空の道を植村旅館へと歩き、
5時のチャイム放送の鳴ったと同時に着いた。何よりお天気でよかった。
植村旅館さんには3回目の宿泊ですが、
若女将さんの作る京料理風の夕食はまことに美味しい。

鶴林寺の前はふれあいの里坂本に

徳島市内のホテルに泊まって恩山寺・立江寺から勝浦町へ。
鶴林寺を前にして今回初めて宿をふれあいの里坂本さんに。
地域の方々のふれあいの場所として力を入れておられる宿は
部屋も風呂もその他のスペースも広く綺麗で観光旅館に引けを取らない。
遍路以外で泊まられる方もいるそうなのも頷ける宿だ。

水井橋から見る那賀川も空も真っ青

昨夜は6時ころからの強い雨が朝7時前に上がり、坂本さんの方に
生名の登山口まで送ってもらい、鶴林寺へと。
道は湿っていたものの天気快晴で心も弾んだ。
太龍寺からの下りは前回は舎心ヶ嶽から阿波遍路道の「いわや道」を歩いたが
今回は以前泊まった龍山荘の前を行く道を進み平等寺に。

台湾からのお遍路さん

大日寺へ向かう時に行き会った台湾のご夫婦と平等寺山茶花で同宿に。
みんなのへんろNOBUさん紹介の「台北新四国」の話や
令和3年3月に高知甲浦で僕が手に怪我をした時に車遍路の台湾の方々
が通り過ぎてからUターンして来てくださり手当してもらった事を話したり
楽しいひと時を過ごした。

余談ですが　「徳島旅・体験クーポン」

今回の区切りで6泊しましたが、
5泊の宿で徳島旅クーポン10000円づつ計50000円もらいました。
安楽寺から藤井寺では使う店がなく翌日に自然消滅。
坂本さんでは宿の売店で買い物ができ宅配手配。
２回は物産館で名物など買い物、山茶花さんのクーポンは
帰りの新神戸行バス時間の前にイオンモールで買い物できた。
思いも掛けなかったクーポンのサービスにも出会ったお遍路でした。