島遍路(小豆島八十八ヶ所) 6日目 11月16日(火)

島遍路(小豆島八十八ヶ所) 6日目 11月16日(火)

優しいふれあいの札所

今日は山の霊場3か所を参拝してから、紅葉が今一つの寒霞渓脇を下りながら札所を巡る。

7時20分 ひろきや旅館出発 宿の主人が荷物を旭屋旅館まで運んでくれるとの事。空身で歩ける、感謝!
         道は町並みを外れ、山の遍路道に入る。粟地ダムを左に見ながら高度を上げていく。
8時28分 14番「清瀧山」(写真↓)
       本堂前のベンチで男の人がおにぎりを食べていた。私を見て急いで片付け、中に案内してくれた。
       読経の時に木魚とりんを鳴らして調子を合わせてくれるのだが、私がリズムに合わずつっかえる。
       それでも何とか最後まで付き合ってくれた。終始笑顔の人。
       聞けば、ひろきや旅館の近くの人とのこと。定年後、栄光寺の住職に頼まれて毎日バイクで通って
       来るそうだ。毎日美しい景色と空気の中で仕事ができるのが幸せだと言う。いい笑顔だった。
9時18分 20番「佛ヶ瀧」 無人。

奇岩を見ながら歩く

   山の中の大きな池のところで「石門洞」への道に入る。急こう配の舗装道路を登っていくと、
   途中いくつかの奇岩が現れる。都度、説明看板が道脇に立っているので飽きない。
   
   その一つ「法螺貝岩」(写真↓)は巻貝のように螺旋状の筋が付いた奇岩だった。

パワースポットを独り占め

9時50分 18番「石門洞」 岩壁に朱色の柱が紅葉と相俟って美しい。誰もいない!しばし雰囲気に浸る。
       石段を上がると閂の付いた扉があり、「サルが入るので必ず閂を締める事」と書いてあった。

「石門洞」の本堂内部

洞窟を利用した本堂内部(写真↓)。供物に果物やお菓子があったので、サルはこれを狙って来るらしい。
しかし賢いサルなら閂ぐらい外してしまうのではないかと余計な心配をする。

線香入れを置き忘れた!そして小銭入れまで…

    「石門洞」からは港近くまでは、車道や地道を下りながら各札所を巡る。
10時37分 19番「木下庵」 無人。道が分かりにくい。
11時00分 17番「一ノ谷庵」 無人。線香入れがないことに気づく。
       蓋の溝が甘くなり外れやすくなっていたので、遍路が終わったら改良して作り直すつもりだった。
       これもお大師さんが駄目出しされたのかもしれないと思うことにした。
       気を取り直しておにぎりを食べながら、線香入れの改良方法を考える。
11時30分 16番「極楽寺」(写真↓) 納経600円(4か所分)
       お堀と石垣のある城のような外観が印象的だった。
11時56分 15番「大師堂」 無人。
12時25分 21番「清見寺」 納経700円(5か所分)
12時53分 22番「峯之山庵」 無人。賽銭用小銭入れをなくしたことに気づく。
       立て続けのミスにガックリきた。これも慣れから来る慢心なのか、反省自重しなければ…
       無くした小銭はわずかしかなかったのが救い。補充用の小銭はザックに入れてあるので良かった。
13時10分 23番「本堂」 無人。
13時40分 24番「安養寺」 納経400円(2か所分)
13時55分 25番「誓願寺庵」 無人。
14時10分 27番「桜ノ庵」 無人。
14時20分 26番「阿弥陀寺」 納経400円(2か所分)
14時40分 小豆島オリーブ園 トイレ、休憩。
15時30分 バス停「オリーブヶ丘」到着
16時10分 旭屋旅館 到着

★6日目 札所14ヶ所 寄り道1ヶ所
  歩行距離 20.0km
  歩行歩数 31,422歩
  登高階数 168階

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