
晴れた
いつも通り5時に起床。
やっぱり晴れると気が楽です。
ここは26番金剛頂寺のほぼふもと。
ここは二日、けっこう頑張って長距離歩いたので、今日はブラブラ景色を見ながら歩くことにしよう。
まずは金剛頂寺へ出発です。
なにげに山の道が急だけど、全然短いので楽勝楽勝。
おっと、お寺に着いたのはまだ6時半でした。
7時までベンチに座ってスマホで時間を潰し、今日も納経は1番でした。
クジラとビワ
また海岸沿いの道まで山を下っていかなければなりません。
大体予想はしてたけど、あぜ道は草ボーボーでそこを歩くと葉についた夜露がヒザや靴を濡らして、もうげんなりです。
ちょっと急な坂だけどそろりそろりと慎重に歩いていきます。
道に出たのはちょうどキラメッセ室戸。
クジラ料理が食べられる施設がありますが、今の時間が7時40分。開店時間まではさすがに待てないよな。5分ほど立ち止まって何かいい方法ないか考えたけど、やっぱ先に進みます。
クジラを食べたかったんだよなぁーーーー!目の前に食材はあるってのにっっ!!せめて今日は休業日なら諦めもつくのにぃぃぃぃ!!
はぁ残念。
ちょうどこの辺りはビワ栽培が盛んな地域で、右も左も食べごろの黄色いビワの実がたくさんありました。
すると農家のおじさんが「ビワ食ってけ」って木から4個もぎ取って渡してくれました。
もぎたてのビワ。手に取るとまだ朝なので冷たくてさらに美味しそう。温まる前にと、歩きながら皮を剥いて食べました。
ひんやりして甘くてみずみずしくて、、、語彙力がないけどシンプルに最高です。おじさん、ありがとう!
海岸沿いを歩く
しばらくは海岸沿いに沿って北上していきます。
本来ならば、町の中道を通るのが正式なお遍路道なんですが
海側まで出て、海を見ながら堤防の小道を歩いてました。ゴロゴロ石の浜に、力強く打ち寄せる波。
気持ちいい風を浴びながら気持ちよく歩いてました。
古い町
名前は忘れちゃいましたが古い街並みが残されている通りも印象的でした。
昭和?いや、それ以前にタイムスリップしたかような建物が続いていてここも好きな区間です。
奈半利
そんなこんなで奈半利の町まで歩いてきました。
日差しが強くて顔も手も焼けそうです。さすがに今日は何回も飲み物欲しくなります。
川を渡った先にあるコンビニでアイスを買い、ちょっと休憩。
今日は時間も余裕があって、休憩所がある度に腰を下ろして休憩してました。
27番神峯寺
そうこうしていると神峯寺に登るふもとに着いてました。
このお遍路の中でも結構シビれる急な坂道です。今回は荷物も背負ったまま上まで上るつもりです。
これまでの歩くスピードの半分、いや1/3くらいですが1時間くらいかけてやっと到着しました。
ちなみに、途中途中にあるショートカットできる遍路道はひとつも使いませんでした。疲れるしね。
植木のクオリティが段違い
ここ神峯寺のもう一つの特徴、植木。
めちゃめちゃ手入れがされていて、もはや人工物なのではと疑ってしまうレベルです。
時間をかけてせっかく登ってきたのに、お参りが済めば降りなくてはいけません。
早めにゴール
下りは下りでヒザが爆発しそうなくらい大変です。
今日は、ここを降りたら今日は終わりしよう。野地場所もちゃんと調べておきました。
降り切る手前で17時の村のチャイムが山全体に鳴り響きます。
野宿場所に無事到着しても全然明るくて、まだまだ歩ける体力はあったのですが今日は早めにここでテントを張ります。時間もたっぷりあるのでコーヒー入れちゃったりして至福のひととき。
明日は小雨予報だけど、まぁ今回雨は慣れっこです。
そんな明日は洗濯とお風呂。これができればオッケーかな。
ではまた明日。
コメント
神峯寺の真縦、お疲れ様でした。
荷物を持ったままの参拝、さぞかしきつかったことと思います。本当にご苦労さまでした。
神峯寺の往復大変でしたね。雨でなくてよかった。お疲れ様でした。
もぎたてのビワ美味しそう!
もう何日もこの荷物を背負って歩いてると重さの感覚がなくなってしまってるんですよね。なので神峯寺もこのまま行っちゃいました!