島遍路(小豆島八十八ヶ所) 1日目 11月11日(木)

島遍路(小豆島八十八ヶ所) 1日目 11月11日(木)

フェリーで小豆島へ

朝6時の特急に飛び乗って10時に高松駅着。天気が怪しい雲行きで今にも降り出しそう。
フェリー乗り場まで専用連絡通路(屋根付)で7~8分(速足なら5~6分)で到着。
途中、フェリー乗り場と高速船乗り場に分かれるが、迷わず700円のフェリーを選択。
色鮮やかなモニュメント(写真)が目を引いた。

10時40分高松港出港。船内はガラガラ。売店でうどんが食べられるので注文。400円。
コシが全くないが、空腹にはそれなりにうまかった。

11時40分土庄港着。港全体が香ばしい香りに包まれている。
見回すと、港に面してごま油で有名な「かどや製油」の大きな工場があったので納得!

港近くの宿(旭屋旅館)に寄って、荷物を預け、霊場会指定納経帳と案内図を購入。各1100円。

歩き遍路開始

12時02分 番外「霊場会総本院」 読経して遍路の無事を祈願する。
      納経には誰もいない。見ると朱印と納経料を入れる箱が… 自分で押印しお金を入れる。300円

12時18分 64番「松風庵」(写真) 低い丘の上にある簡素な札所。無人。きれいに清掃されていた。

12時35分 58番「西光寺」 商店街の奥にあるお寺。
       読経を始めたら、お寺の人がいて読経に合わせて大きな「りん」を要所要所で鳴らしてくれた。
       四国の札所ではない経験なので、ビックリして読経を飛ばしそうになった。
       納経1000円(8か所分)。

12時48分 58番「西光寺奥之院」 西光寺の裏山にある奥之院。間違えていったん寺の外に出てしまった。
       迷って購入した案内図を見るが役に立たず、寺の人に聞こうと戻ったら山門脇に案内看板が…

降ったりやんだりの雨の中、迷いながら歩く

13時40分 59番「甘露庵」 無人。

14時21分 60番「江洞窟」(写真) 無人。海の際にある洞窟の札所。暗い洞窟の奥に弁財天が安置されている。
       読経の最中に、雷鳴とともに雨音が激しくなり、負けじと大声で般若心経を唱えた。
       雨音と読経が洞窟内に響き渡り、不思議な感動を覚えた。

      ここで持参した長靴(ワークマンのフェストブーツ)に履き替えて歩き出す。
      ひざ下まであるので、ズボンのすそも濡れず快適この上なし。

15時15分 61番「浄土庵」 無人。きれいに掃除されている。

雨も上がって気持ちよく歩く

16時14分 62番「大乗殿」63番「蓮華庵」(写真) 小高い丘の上、1頭に2つの札所が並んで建つ。
       掃除が行き届き、トイレもキレイだった。

16時50分 旭屋旅館。途中コンビニで明日の行動食(ソイジョイ)を購入。
       洗濯200円、乾燥100円、大浴場は10人ぐらいは入れる浴槽、足が延ばせて気持ち良い。

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コメント

  1. 小豆島は迷って歩くのが修行みたいなものですよね..笑
    小豆島は店が無い所が多く昼ご飯の確保に難儀しますのでなるべく旅館で昼ご飯作ってもらった方がいいと思います。明日もがんばって下さい。
    旭屋旅館の女将さん気配り上手でいい人です。

  2. 今更ながら旅日記ってその時の気持ちもわかっておもしろいですね。小豆島は行ったことないんですが読んでると興味湧きました。まずは88ヶ所がんばります。

  3. 島遍路お疲れ様でした。島遍路はやはりハヤブサさんのように高松から土庄に入り霊場総院から歩くのがいいですね。僕らは何時も神戸港から夜行フェリーで坂手港に入ったので、途中で霊場総院に寄るのが失礼なような気持ちもありました。
    11月は僕らも日和佐薬王寺から34番種間寺まで区切り打ちしていました。
    来春には島遍路にまた出かけたいと思っています。

  4. 充実した8日間でした。四国とはまた違った経験をたくさんさせていただきました。四国八十八ヶ所を経験してから小豆島遍路を回ると、その良さが分かる気がします。クセになりそうで心配です。

  5. @ハヤブサ36
    そうなんですよ。僕も2010年から島遍路に縁ができ振り返れば8回。
    四国に比べ体力も必要とせず80歳代半ばまで行けそうかなと思うこの頃です。

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