舗装路へ出てから大日寺に到着したのが16時頃。
参拝と納経を済ませ、すぐ隣にある「かどや旅館」へ。
本館入り口で「すみません」と声をかけると、中から宿の方がお見えになりました。
"先程予約の電話をした者ですが"と言ったつもりが疲労の為か呂律が回らず意味不明になり、宿の方はポカンとした表情。
その後、すぐ隣りの離れへと御案内頂き早速お風呂場へ。日焼け痕がヒリヒリと痛みましたが、お湯に浸かれることが何より有り難く、全身をさすりながら「有り難う御座いました。」と、無事焼山寺山を越えられた事を感謝しました。
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夕食を頂いた後、部屋へ戻り翌日の準備。
どこまで歩けるのか行程を考え納め札を記入し、目標地点付近で宿を探して電話をかけますが満室御礼が続き、少し先の方で有り難く見つける事が出来ました。
支度を終え畳敷の部屋に布団を敷き横になると、いつの間にか眠りに落ちていました。
余談ですが、一回目の区切り打ちでは山道を見据えてランニングシューズに加えてトレッキングシューズを持参していました。これが荷物の重量が嵩んだ原因の1つです。
しかしトレッキングシューズは有って正解でした。多少乱暴に足を踏み出しても足首を守ってくれるので、急ぎ足で山道を歩けたのはこのお陰です。
二回目以降は持参していませんが、次回、夏の五回目では出番が有りそうです。
回数を重ねる毎に荷物が減り、お遍路に向けて購入した75Lのバックパック一杯に詰め込んでいたものが今では半分程になりました。
こんなに大きなバッグはもう必要無いのですが、一応最後までお供してもらおうと思っています。
コメント
快適に歩くか、軽く歩くか。靴を使い分けるのはその重さ分のデメリットがあっても正解だと思います。
欲を言うなら雨の日用の長靴も持って歩きたいくらいです。
@くまごろう
コメント有難う御座います。
そうですね、使い分けは大切だと感じました。
@naru
コメント有難う御座います。
確かに靴の中まで濡れると気持ち的にも下がりますからね。
植村旅館まで歩くのも大変なのに、よくそこまで行きましたね。
頑張りがすごいです!
神山温泉の方はダメだったんでしょうか?
@ひろ(歩き)
コメント有難う御座います。
初めてのお遍路で多少は調べて来たものの本当に無知だったので、「宿が無い=下るしか無い」という考えしか頭に有りませんでした。
神山温泉方面は、地図で見て何と無く遠回りになりそうだから止めようという、阿呆な考えで選択肢から外しました。
今思うと勿体無い歩き方をしたと、少し後悔しています。